2月のこと

今月、 2月はめずらしい月でした。
小学校と高校での講演の依頼がありました。
内容は
「若手靴職人が思いを持って工房を立ち上げた経験談」
について。
普段は工房で制作ばかりの日々。
話すことはあっても
モノ作りに興味のある人に対してでした。
小学生と高校生の生徒の皆さんは
靴やモノ作りに特に興味があるわけではない。
話をする相手によってどんな話をどのような順序で話すべきか。
限られた短い時間の中で
どのようなきっかけで話に興味を持ってもらえるか。
生徒の皆さんの心に、何か残すことができる時間にしたい。
いろいろと考えて講演に挑んだのですが、
思っていたようには話せず、勉強になりました。
いままで講演を聞きにいっても
話の内容をただ聞いていたのですが
最近は講演者の話術、話の展開や間の使い方、問いかけ方など
とても学ぶべきところが多いように感じます。
想定していたイメージと同じように
実際の講演で話せるなんてことは難しいだろうけど、
より場数を踏んでより考え、
イメージを描く訓練を重ねることで
伝えたいことを感じとってもらえる話が
できるようになるのだろう。
次に講演をすることがあったときには
今回感じたことを活かして
人のココロをつかんで
聞いていたいと思ってもらえる時間を
演出できたらと思います。

大阪のイベントからの依頼で靴作りの実演も行いました。
たくさんのギャラリーに囲まれて作業をすることはひさしぶりで
いつもとは違う感覚での作業でした。
作業後、靴学校に通う学生さんたちの質問に答えて、
自分の靴学生時代の話をしたりしました。
靴学生の頃を思い返し、ふと懐かしくなりました。
当時、僕はいろんな熟練職人さんの元へ
仕事を見せてもらいに行っていました。
熟練職人さんの技術がきらきら輝いて見えたし
いろんな話を聞かせてもらえるのが楽しくてしょうがなかった。
僕もいつしか、
あのとき憧れた熟練職人さんのようになれるように
日々勉強していかなければと思います。
| ことば | comments(2) | trackbacks(0) |

>/body>